昭和町は不思議と「もも」と縁が深い
桃が池、桃山学院高校、ハイヒールももこ…
店名の「もも」の由来は同じかどうかよく分かっていません(笑)
中で食べるのと同じお値段
生も焼きもあります
「やってますー」の木札も嬉しい
因みに裏返すと「ちょっと待ってね〜」
この辺りにもご主人の茶目っ気があらわれています
ももはカウンター7席だけのお店です
ご夫婦二人でしっかりおもてなし出来る最大の人数なんだと思います
それだけに入れなくなるお客さまには最大限の気を使っておられます
4名以上の予約を断られる事が多いですし
貸切に至っては定休日の水曜日を薦められる
ご主人は器楽奏者であり、オーケストラで数々のコンクールで入選されてきた経歴の持ち主で店内には、その栄光の写真が飾られている
店内はいつもご主人の大好きなクラッシックがBGMで流れています
七つあるカウンター席は一列に等間隔に配置されており、高めの椅子はボルト固定され動かすことが出来ない
そのカウンターの間隔は絶妙であり、知らない方が横に座っても気にならないしお友達であっても喋りやすく親近感を感じる
カウンター越しの厨房はオープンキッチンとなっており、客席より低めになっていてお客さまを見下ろす事がないように計算されている
ここ数年 殆ど変わることがないメニュー
餃子の他に面白いメニューが色々と用意されている
私は既に全メニュー制覇しているが、このお店で一番高額であるヤムウンセンは予約が必須となっている
但し、辛いものがお好きな上級者のみにオススメしたい
この他、メニューにないサービス品が色々と用意されている
ここの生ビール
暫くおいておくとビール上面のきめ細かな泡が活性化して溢れそうになる
これが生ビールの醍醐味だろうなぁー
この他、ベルギー産の瓶ビール、ワイン、日本酒、焼酎とご主人がチョイスされた銘柄のみ提供されている
ビールと会話を楽しんで暫くすると
注文しなくても着席と同時に焼き始める
餃子1人前10個がちょうど焼きあがる
餃子は大阪名物の一口サイズ
10個あるが女の子でもサクッといただけるだろう
具は季節により、ちょっとづつ変えられているようだ
ニンニクも国産に拘っておられる
この季節 秋の訪れを感じるこの時期のみ生酢橘が提供される
勿論、こちらは徳島産である
調味料は酢橘の絞り汁、ももオリジナルの辛油、醤油
私の場合、醤油は殆ど使った事がない
この日は生酢橘があるので、絞り汁も不要で
ももの餃子には酢橘が一番
柚子、カボス、レモンなどで食べ比べさせてもらったがやはり酢橘の圧倒的勝利
ここの辛油はご主人お手製の辛味が強くてしつこくなくて香りも楽しめる
餃子と同時くらいに提供されるひとつ目のサービス品 野菜スティック
勿論、初訪問の時からかかさずサービスしてもらっています
野菜スティックを食べた後、残った塩で餃子をいただくのもこれまた格別
次にオーダーしたのが水茄子もみもみ
お母さんの手揉み加減が絶妙です
鶏皮湯引き
ポン酢でサッパリといただきます
薬味のネギも良いアクセントで
変な奴
これは話のネタに頼んでみてください
ここでは写真のみと言うことで
甘藍焼き
いわゆるキャベツ焼きで肉などの具は一切入っていません
胡椒蒸し
これもまたご主人が丁寧に仕込む豚肉の逸品
ポテトサラダも付いています
この日、ご主人とジャイケンして勝っていただいた戦利品のセンベイ
ご主人は永年某百貨店のバイヤーをされていた経歴の持ち主で時々非常に珍しい食材を見つけて来られることも
この日は、同伴いただいた女子軍にはご主人のなぞなぞが馬鹿受けでした
美味しい楽しい もも
ご主人夫婦にはいつまでも健康で頑張っていただきたい